KatsuGoRo
恐怖は誰にでもある感情で、時として犯罪を招くこともある。 過去に起きた事件が現代の僕たちに正しい道を学ばせてくれることを祈る。
2.チンパンジーはエイズを発症しない。
3.The Beginning of The HIV World
4.アフリカ大陸の侵略
5.HIVウイルスはあちこちの島国へ
6.日本国内で確認された第一感染者。
7.追記・・・
HIVの黒歴史
1930年ごろアフリカ中西部。HIVの原型「サル免疫不全ウイルス」(SIV)は、2種類のサルウイルスが混ざりあったウイルスに感染したサルを、サルを好物として食べたチンパンジーに感染し、そのチンパンジーを人間が食べたことによりサルからヒトへとウイルスが変化をしたという説がある。
混種ウイルスの誕生。
シロエリマンガベイとオオハナジログエノンという2種類のサルは弱肉強食という世界の中で、サルウイルスの感染が広がっており、
そのサルウイルスに感染したサルをチンパンジーが食べたため、突然変異で混種ウイルスが誕生してしまったと言われている。
このチンパンジーへのSIV(サル免疫不全ウイルス)出現は、せいぜい数百年前(例えば200年前)という極めて最近の出来事であり古い昔の出来事ではなかったと推測されている。
チンパンジーはAIDSを発症しない。
チンパンジーと人間のDNAは98%同じと言われているが、チンパンジーはSIV(サル免疫不全ウイルス)に感染してもAIDSを発症しない。
つまりチンパンジーがエイズを発症しない理由がわかれば、HIVワクチンを開発するうえで極めて重要なことであり、人間がAIDSを発症しない抵抗力を見つけ出せるかもしれない。
The Beginning of The HIV World
HIVウイルスの第一感染者が確認されたのは1908年頃だと考えられています。当時は治療法もウイルスの正体もわからず死の病と恐れられ、ウイルスはまたたく間に侵略を始めたのである。
アフリカ大陸の侵略
1931~1933年にフランス人のレオン・パコがコンゴの鉄道建設中に死亡した黒人労働者を解剖し、50人の死亡者の内26人にエイズ似た症状が確認されており、この時期に急速にエイズが広まった可能性が高いと言われている。
ジャングルの中の鉄道建設はきわめて過酷な労働であり、労働者は肉体的・精神的な癒しを売春に求め、これがAIDSの拡散につながったという。
HIVウイルスはあちこちの島国へ
人々の過去の歴史から見ると、アフリカ大陸から外部へHIVウイルスが広まった理由は、色々な要因が考えられる。
- ハイチ人の移民
- アフリカ大陸からアメリカ大陸への奴隷1030万人以上の強制連行。
- 人の移動と共にあちこちの島国へ
日本国内で確認された第一感染者。
日本で初めて確認された第一感染者は、神戸市在住の29歳の女性でした。
女性は仕事柄、売春行為を行っていたため不運にもAIDSを発症してしまい、治療法もわからないまま亡くなりました。
この事件については他の記事をご覧ください。
- “神戸エイズパニック”
- 世間を騒がせたAIDSの事件のまとめ記事です。
追記・・・
僕はチンパンジーを食べるという行為にとても驚きました。チンパンジーも言ってみればサルである以上“人類の祖先”であると考えていたからです。
なので、HIVウイルスの出生の秘密には「先祖の祟り」のようにも感じてしまいました・・・
僕は食べることが好きなので、よく肉を食べます。でも肉は動物たちの命を貰って僕らは生かされています。
でもそれとは違い、虐殺や意味もなく殺されてしまう動物たちの話をよく耳にします。
人間はこの地球上の支配しているわけではない。我々は共存しているのだ。
あなたが本当に殺したいのは、あなたの中にいるもう一人のあなたです。