奇跡をもって願いを與える九頭竜大社。
KatsuGoRo
KyonoSuKe
皆さんは初詣には行きましたか?
まだ行けてないという方は・・・残念です、お仕事ご苦労様です。
最近では正月もお仕事でいけない方も多い現実ですが、行ける事なら墓参りやお寺にお参りに行く方も多いと思います。
実際僕もお正月は家族行事として墓参りやお参りを家族で出かけます。お参りをするのは「九頭竜大社」という神社で家系で代々お参りをしているゆかりのある場所です。僕の名前もこの神社でつけてもらいました。(KatsuGoRoではないですよw)
神社にはそれぞれ場所によってお参りの方法が異なる場合があります。神社やお寺まわりに興味のある方はご参照ください。
- 九頭竜大社って何?
- お参りをする順番は?
- 社を9回まわるお千度?
- 九頭竜大社への道。
- 追記・・・
九頭竜大社って何?
1954年11月24日九頭竜弁財天大神様(くずりゅうべんざいてんおおがみさま)が開祖大西政治郎(おおにしまさじろう)の夢枕に立たれ、御神託をお授けになり、京都八瀬の地に御発祥されました。
九頭竜大社は御発祥の時より、九頭竜弁財天大神様の無限に人を救う慈悲のお力がいきいきと発揚され、熱心にお参りをされる方々が絶えない霊験あらたかな奇蹟のお社なのです。
・・・という事です。実際自分もよくわかっていませんw
うちは祖父がこの神社の本殿建設時に寄付をしたことがあるほどの縁があったらしく、お正月のお参りや厄払い、自分の名前を授けてもらったり毎年この場所に訪れます。ちなみに祀られているのは「竜」ではなく、九頭竜弁財天大神様の使いである「白蛇」であるようです。
お参りする順番は?
この神社でのお参りの順番をご紹介させていただきます。
- 「手水舎」(てみずしゃ)で手を清める。
- 社務所(しゃむしょ)にてローソクと線香を買う。
- ローソクにお名前・数え年・願い事を書く。
- ローソクは、手水舎の横のローソク台に置く。
- 線香は、社務所の横の線香台にさす。
まず、階段を登って左手に「手水舎」(てみずしゃ)があるので手を洗うことで清める。これはどこの神社でもよくある感じですね。
社務所(しゃむしょ)にてローソクと線香を買い、ローソクの部分に専用の机で習字のようにお名前・数え年・願い事を書きます。ここでの願い事は、机の上にある四文字熟語をもちいて書きます。僕がよく書くのは「心願成就」(心におもっている願いが叶いますように)と書きます。
ローソクは手水舎の横に専用のローソク台があるので空きのある所に置きます。マッチで火をつけます。ローソク台の上かその周辺にマッチが置いてあるので、マッチで火をつけます。
- 他の人のローソクの火でつけない。
- マッチの火を消すときは息で吹いて消さずに、手で風を仰いで消します。
お供えをするときは、ローソクや線香も含めて清めたものをお供えすることが必要があるので、他の人のローソクの火で火をつけることや、マッチの火を息で吹いて消すこともタブーとされています。
線香は本殿手前の線香台にお供えいただきます。マッチが置いてあるので、線香に火をつけたら線香を軽くふって火を消します。(上下方向にふると、少し火を消しやすくなります。)
社を9回まわるお千度?
本殿の正面にお参りをします。
- 2回、お辞儀をする。
- 4回、手をたたく。
- 手を合わせて、「南無九頭竜弁財天大神様」(なむくずりゅうべんざいてんおおがみさま)と3回、心の中で唱える。
- そのまま、「おんそらそあていえいそわか」と7回、心の中で唱える。
- 「ご自身の願い事」を心の中で唱える。
- 4回、手をたたく。
- 2回、お辞儀をする。
そして、本殿向かって右にお千度棒納め所(おせんどぼうおさめどころ)へ行き、竹でできたお千度棒を9本取ります。
本殿のまわりを9回まわります。
九頭竜大社では、本殿を9回まわるお千度をする独特の作法があり、9回まわるのは九頭竜弁財天大神様のご祭神名に因むともに、一桁の最大数である「9」がご祭神の無限の加護をあらわしているといえます。
- 本殿正面の石段の下にて一礼。
- 初代御神木の前にて一礼。
- 御発祥の石碑の前にて一礼。
- 現在の御神木にて一礼。
- 本殿の真裏にて一礼。
- 1周したらお千度棒を一本ずつ返します。
本殿正面向かって左に進んで頂き、9回まわります。お千度棒納め所にお千度棒を一本ずつ返していって無くなったら、本殿正面にてお参りをします。
- 2回、お辞儀をする。
- 4回、手をたたく。
- 手を合わせて、「南無九頭竜弁財天大神様」(なむくずりゅうべんざいてんおおがみさま)と3回、心の中で唱える。
- そのまま、「おんそらそあていえいそわか」と7回、心の中で唱える。
- 「ご自身の願い事」を心の中で唱える。
- 4回、手をたたく。
- 2回、お辞儀をする。
これであなたはお千度をお結びになられた事になります。
お千度の後は本殿向かって右手にあるおみくじを引いて、社務所にて大神様のお言葉の書いた紙を頂きます。(おみくじ 1回200円)
御霊水をいただくこともできます。(お気持ち程度、お金を収めてください。)
九頭竜大社への道。
九頭竜大社
〒601₋1253 京都市左京区八瀬近衛町681
山奥にあるため車でお越しいただくことが便利です。
駐車場30台完備。
JR京都駅から所要時間約1時間
京都バス「八瀬・大原」行き(17・18番)乗車、「九頭竜弁天前」下車徒歩1分
追記・・・
あけましておめでとうございます。
お正月は家族のイベントで忙しい方も多いと思いますが、その反面仕事で追われている方も多いと思います。最近ではコンビニもスーパーもお正月に開いていて便利だという社会になってきていますが、
あなたはどう思いますか?
僕は正直残念なイメージでしかありません。お正月に遊べるという方は休みがあっていいのかもしれませんが、そのぶん誰かが休みを取れずに仕事をしています。これって、
「自分が良ければそれでいいのでしょうか?」
そもそも社会がそんな仕事の押し付けをしている状態で助けあいなんてまずありません。
先日テレビで「お正月に休みを取られてほしい」というコンビニ従業員の方の訴えに対して、街中インタビューでは「お正月はコンビニは開いててほしい」という回答でした。
ほしいものがあるなら前日にでも買えるし、そもそもお正月はおせちを食べる風流があるのだから年末に買い物をして何とでもなるだろ。自分が休みを取れるのをわかっているから勝手なことが言えるように感じ、僕はとても不快に感じました。何のためにお正月があるのかすらわからないですよね。
すごく後味の悪い締めですがw
あなたにとって今年が良い年になりますように。